引き寄せの法則を正しく理解しなければならないとしたら、それはなんのためなのでしょうか。
- 引き寄せの法則はとても強力な作用をもたらすため
- 自分自身の人生や、自分に関わりのある人たちの人生を理解するため
自分や周りの人たちの人生全てに引き寄せの法則は働いています。
引き寄せの法則は、人が目にするもの全ての現象・経験の基本なのです。
その起こりうる作用をしっかりと理解しなければなりません。
本来、喜びに満ち足りる人生を歩むために生まれてきたのですから、そのためにも引き寄せの法則は必要不可欠なのです。
引き寄せの法則は、似たものを引き寄せる
引き寄せの法則とは、自分自身に似たものを引き寄せるということです。
「類は友を呼ぶ」「鏡の法則」等、これらは全て引き寄せの法則のことです。
朝の過ごし方で、良くない気分で1日を始めてしまった時、その日は一日中良くないことが続くということは、引き寄せの法則が悪い作用として働いたということになります。
そして、いつも病気のことばかりを話題にする人が当然のように病気になるのも、引き寄せの法則が働いたためです。
逆にいつも成長や繁栄のことだけを話している人がその通り成功を修める場合でも、それは引き寄せの法則によるものです。
人々には周波数がある
例でたとえると、ラジオを聞くときに特定の周波数を合わせて特定の番組を視聴する行為。これは引き寄せの法則そのものです。
周波数を合わせるとは、電波塔から送信される周波数と受信する周波数をピッタリと一致させることです。
また、音叉(おんさ)の実験によると、同じ周波数を持つ音叉を二つ用意し、片方の音叉を叩いて鳴らしてみると、叩いていないもう片方の音叉も鳴り出すのです。
逆に、異なった二つの音叉の場合は、叩いていない方の音叉は鳴ることはありません。
このラジオや音叉と同じように、人々の思考にも周波数があるのです。
この強力と言うべき引き寄せの法則を理解する(思い出す)ことで、自分の身の回りでこの法則が働いていることに気づかされます。
引き寄せの法則は、自分自身で引き寄せている。
自分が考えていることに対して、実際に起こることの関係性に気づくことができます。
身の回りに起こったどんなことも、自分自身が引き寄せています。例外はありません。
人々の思考には引き寄せの法則がいつも働いているので、自分で自分の現実を創造しているのです。
経験したものは全て、自分で思考したものが引き寄せの法則として働いた結果なのです。
過去、現在、未来、全てのことを考えていても、今ここで定めている思考自体が強力に作用するので、その思考によって強い波動を引き起こします。
ですからこの今現在の波動に対して引き寄せの法則が働きます。
望んでいないことが降りかかったとき、いくらなんでもこんなことは自分のせいではないと言いたくなった時、その原因を作った人は他でもない自分自身なのです。
他人が自分のために引き寄せる力はありません。
望んでいないことや、それに似たことばかりを考えることで、偶然にもそれを引き寄せてしまうという「宇宙の法則」であるルールを理解していなかったからと言えます。
引き寄せの法則を理解するために、自分自身のことを「思考や感情のもとを引きつける存在」と考えるといいでしょう。
だから、自分が太っていると感じたら、痩せる身体を引き寄せることはあり得ませんし、いつもお金がなくて惨めだと感じていたら、お金をお引き寄せることもあり得ないのです。